塗料・防水材価格高騰と今後の対策について
近年、中東地域の情勢不安が世界経済に大きな影響を与えており、建設業界でも「塗料」や「防水材」の価格上昇・納期遅延が深刻化しています。
特に修繕工事や大規模改修工事を行う現場では、材料コストの変動が工事全体の利益や工程管理に直結する状況となっています。
今回は、中東情勢がなぜ塗料・防水材へ影響するのか、そして建設会社・管理組合・オーナー様が取るべき対策について解説します。
なぜ中東情勢で塗料や防水材が高騰するのか?
塗料や防水材には、石油由来の原材料が多く使用されています。
代表的なものとして、
ウレタン樹脂
エポキシ樹脂
シンナー
アスファルト系防水材
FRP関連材料
接着剤・シーリング材
などがあります。
中東地域は世界有数の原油供給地であり、紛争や地政学リスクが発生すると原油価格が急騰します。
その結果、製造コスト・輸送コストが上昇し、塗料・防水材メーカー各社も値上げを余儀なくされる状況となっています。
実際に現場で起きている影響
① 材料価格の値上げ
メーカー各社から相次いで価格改定が発表されており、数年前と比較すると材料単価が大きく上昇しています。
特に、
ウレタン防水
シーリング材
外壁塗装材料
下地調整材
などは影響が大きく、見積時と施工時で価格が変動するケースも増えています。
② 納期遅延・品薄
海外輸送や原材料供給の不安定化により、一部材料では納期遅延や欠品も発生しています。
現場によっては、
工程変更
代替材料への切替
工期延長
などの対応が必要になるケースもあります。
③ 見積有効期限の短縮
以前は1〜3ヶ月有効だった見積もりも、現在は材料価格変動の影響から「短期間のみ有効」とするケースが増えています。
これは急激な価格変動リスクを避けるためです。
今後、建設会社が取るべき対策
■ 早めの材料確保
工事決定後は、可能な限り早期に材料発注を行うことで価格変動リスクを抑えることが重要です。
■ 柔軟な材料選定
メーカーや工法を固定しすぎず、代替可能な材料を検討できる体制づくりも必要です。
■ お客様への事前説明
管理組合様やオーナー様へ、
原材料高騰
世界情勢による影響
納期変動リスク
を事前に説明することで、トラブル防止につながります。
まとめ
中東情勢による原油価格の変動は、建設業界の塗料・防水材にも大きな影響を与えています。
今後は、
材料価格の変動
納期遅延
工程管理の難化
などへの柔軟な対応が、建設会社に求められる時代となっています。
弊社では、最新の材料情報や市場動向を踏まえながら、適正価格・高品質施工を心掛けております。
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株式会社ダイシン
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